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老後の資金がありません 文庫本の感想 [老後の資金がありません 文庫本の感想]

2018年3月に中公文庫から文庫本(691円)
「老後の資金がありません」が

20万部越えで話題になっています。


●読んでみた感想は・・・


始めは本のタイトルからして、ちょっと暗いストーリーなのかと思ったのですが、
読み進めていくにつれコミカルでかつ
高齢化社会の問題や、様々な人間関係の機微が見事に散りばめられていて
一気に読めてしまいました。

1959年生まれの著者の垣谷美雨さんは、
本人も50代を経験しているからこそ描けたストーリーになっているのでは
と思っています。


これから起こり得るであろう老後の問題に、「うん、あるある」
とリアルに思ったり、
生活に困った人間が どんな行動をとっていくのかとか、
読んでいるうちに、身につまされる感情に幾度か陥れられます。

この「老後の資金がありません」は
老後についてもっと真剣に考える
きっかけになるのではないかと思います。


「老後はなんとかなる」と考えていたら、大間違いかもしれませんね。


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老後の資金がありません (中公文庫) [ 垣谷 美雨 ]
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●「老後の資金がありません」のあらすじ

しっかり貯金して老後の備えは万全だったわが家に、突然金難がふりかかる!
後藤篤子は悩んでいた。娘が派手婚を予定しており、なんと600万円もかかるという。
折も折、夫の父が亡くなり、葬式代と姑の生活費の負担が発生、
さらには夫婦ともに職を失い、1200万円の老後資金はみるみる減ってゆく。
家族の諸事情に振り回されつつもやりくりする篤子の奮闘は報われるのか?
普通の主婦ががんばる傑作長編。


老後に不安を抱えている人はもちろん、イマイチ老後のことがピンとこない人も
是非読んでみることをおすすめします。









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